HOME > 用語集 >システム原型 >成長と投資不足

用語集

成長と投資不足

生産能力を増やすための投資が行われないと、能力が限界に来たところで成長が止まる。
この状態になってから投資の意思決定を行っても、効果が現れるまでに「遅れ」があるため、需要に応えることはできない。
その結果、需要が低下し成長がさらに抑制される。

【システム図】
成長と投資不足-システム図
【時系列変化】
成長と投資不足-時系列変化
例:
金型生産を行なっているフィズ工業では、高い技術力が顧客に受け、好業績をあげているものの、現在の生産能力が需要を満たせるだけの水準にないという問題を抱えていた。
しかし、責任者は工場の生産能力を増やすことに対して慎重な姿勢をとっていた。
その間も受注は増え続け、それに従って受注残量も徐々に伸びていった。
この受注増は一時的なものであると責任者は考えていたが、日増しに伸びていく受注残量を見過ごすことができず、ついに生産能力の増強を決定した。
それから半年経ち、生産能力増強のための準備が整ったが、その間に納期が長いことに不満を持った顧客は、すでに別のメーカーへ製造を依頼するようになっていた。