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用語集

問題の転嫁

対症療法を施すことによって一時的に問題の症状が緩和するため、根本的な解決策を図ろうという意欲が低下する。
しかし、時間が経過すると問題の症状が再発する。そして、対症療法を再度実施する。
このようにして、対症療法に依存することが、根本的解決策への意欲や関心を低下させるという副作用を生む。

【システム図】
問題の転嫁-システム図
【時系列変化】
問題の転嫁-時系列変化
例:
恵比寿商事の営業部では何か問題が発生したとき、部下はリーダーに助けを求めてくることが多かった。
リーダーは「部下が自分たちで問題を解決できるように教育しなければ」とは思うものの、教育をするにも時間がかかる上に、今は忙しくて教育の時間も取れないため、とりあえず自分で対応を行っていた。
そうした状況が続くうち、部下の心の中では「問題が起きても、リーダーに頼んでおけばなんとかしてくれる」という依存心が生まれていき、学習への意欲は薄れ、リーダーの助けを求めるのみとなってしまった。