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用語集

メンタルモデル

メンタルモデルとは、自分自身の中にある世界観のことで、日本語では「先入観」「思い込み」「既成概念」などと言われます。

象の寓話このような寓話をご存じでしょうか。
盲目の人々が初めて象に触ったとき、鼻に触った人は「象とは管のような動物だ」と言い、脚に触った人は「いやいや、象は柱のような動物だ」と言い、しっぽに触った人は「それも違う、象とはひものような動物だ」と言ったというものです。

このように、事実からそれぞれが自分のメンタルモデルのフィルターを通して、特定の部分のみを抽出して意見交換をした場合、意見の食い違いや誤解が起こりがちです。

また、この事象を表した「推論のはしご」と呼ばれるものがあります。これは、人が事実から誤った仮説(思い込み)を導いてしまう際の心の通り道を示したもので、これを先程の象の寓話と合わせるとこのようになります。

推論のはしご

このように、はしごの上段に登った状態で話をしても、すでにそれぞれが異なる仮説(思い込み)をもっているため、意見が合わずに衝突を起こしてしまいます。そこで事実に触れるため、はしごを降りてみる必要があるのです。自分の意見を一旦保留し、お互いの意見の違いを冷静に調べることができれば、会話はより生成的なものとなるでしょう。

推論のはしごを降り、事実を探求するための手法として、「ダイアログ」や「アクションラーニング」といったものがあります。